- バレエを習っていて、ピラティスがバレエにいいと聞いたけれど本当?
- バレエのレッスンだけではなかなか身体の癖が治らない!どうすればいい?
- プロのバレエダンサーがインスタでピラティスをしているのを見て気になった!私もしてみたい。
実は、ピラティスはバレエと相性抜群で、世界の超有名バレエダンサーが身体作りのためにこぞって取り入れているエクササイズです。
ピラティスはジョセフ・ピラティス(1880~1967年)が1900年代に開発した運動です。
呼吸と動作を合わせエクササイズを行うことで、体幹の深層筋を鍛え,姿勢改善につながります。
当初プロのダンサーから「動きがしなやかになった」「故障が減った」と絶大な支持を集め、ピラティスは一気に広まりました。
ピラティスはプロのバレエダンサーを育てるバレエ学校でも取り入れられており、バレエダンサーの身体作りにも欠かせないものとなっています。
今回はプロのバレエダンサーの中で、ピラティスを実践している方たちをご紹介します。
ピラティスを実践しているプロのバレエダンサー
大谷遥陽
出典:https://madamefigaro.jp/culture/220218-haruhi-otani.html
所属 | イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ソリスト) |
前所属バレエ団 | スペイン国立ダンスカンパニー |
出身バレエ教室 | 佐々木三夏バレエアカデミー(SBA) |
大谷遥陽さんのインスタグラムでは
「ピラティス大好き」
「ピラティスは本当に私の体のコンディショニングに欠かせない!❤️」
「昔は特に筋肉質で、なんだか浮腫んだりしていた自分の脚が正直コンプレックスでした。ピラティスで体の使い方を見直したらどんどん脚の筋肉が変わっていき今は本当に自分の脚を好きになる事ができました」
とピラティスへの愛をトレーニング動画と共に発信されています。
この投稿をInstagramで見る
マリアネラ・ヌニェス
出典:https://www.roh.org.uk/people/marianela-nunez
所属 | 英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル |
出身 | アルゼンチン |
ピラティスで「白鳥の湖を踊るための腕の使い方」を深めておられる様子が見ることができます。
この投稿をInstagramで見る
永久メイ
所属 | マリンスキー・バレエ(ファースト・ソリスト) |
出身バレエ教室・学校 | 深田真紗子バレエアカデミー、モナコ王立グレースバレエ学校 |
永久メイさんは、バレエの前に行うウォーミングアップにピラティスを取り入れています。
「バレエ学校時代は、週に1回~2回は絶対にピラティスの授業があり、そこで身体の使い方を学びました。レッスン前は絶対にピラティスをしなさいと言われていました。」
とこちらの↓インタビュー動画で語られています。
飯島望未
出典:https://www.k-ballet.co.jp/dancers/Nozomi_Iijima.html
所属 | Kバレエ・東京(プリンシパル) |
前所属バレエ団 | ヒューストン・バレエ |
出身バレエ教室・学校 | ソウダバレエスクール等、ヒューストン・バレエ・アカデミー |
この投稿をInstagramで見る
ピラティスを愛するバレエダンサー4選まとめ
ピラティスは第一次世界大戦で負傷した兵士がベットの上でできるエクササイズとして、まだリハビリテーションの概念がない1900年代に、ドイツ人のジョセフ・ピラティスが考案したものでした。
当時、アメリカのダンス界のパイオニアであるジョージ・バランシンやルース・セント・デニスらが、
ダンスのトレーニングを補いながら、傷害を防止する方法
として注目しました。
その後、ピラティスの効果に支持を集め一気に広がったのです。
今でも多くのプロのバレエダンサーが、レッスン前のウォーミングアップや、身体の使い方を改善する方法としてピラティスを利用しています。
- 大谷遥陽
- マリアネラ・ヌニェス
- 永久メイ
- 飯島望未
現在では、日本各地にピラティススタジオがあり、姿勢改善やスタイルアップのために多くの方が関心を寄せています。
バレエをされている皆さん!
ピラティスをしたことがないという方もバレエ上達の一助として初めてみてはいかかでしょうか?