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体験談

【徹底解説!】失敗しないバレエ教室の選び方8選

バレエ教室はどんな風に選べばいいの?」

たくさんのバレエ教室があり、どんな教室がいいか、なかなか悩みますよね。

この記事はこんな方におすすめ

  • 本気でバレエを取り組みたいと思っている方
  • 先生や生徒の質がいいバレエ教室に通いたい方
  • プロのバレエダンサーを目指している方
  • 別のバレエ教室に通うか迷っている方

バレエ教室選びは何をポイントに選んだらいいの?

体験や見学をするときに見るべき重要な点はどこ?

 

お教室を選ぶときに

「コンクールたくさん出てる!入賞もしている!」

というポイントだけで選ぶのは5点!

「小学校低学年からトウシューズもはかせてくれるのね!」

「早くトウシューズをはけば上達も早そう!」

これで選ぶのは0点!!!です

 

教室選びのポイントをつかめば、プロのバレエダンサーへの道も近づきます。

そればかりか、同じようにプロを目指す仲間にも出会え、バレエだけでなく人生において、お互いに刺激しあい成長しあうこともできます。

バレエ歴17年。バレエ団に研修に行ったり、バレエ教室で働いたことがあります! 

それでは、バレエの教室の選び方のポイントをお伝えしますね!

 

★について

★の数は教室選びで見てほしいポイントの重要度を表しています。多いほど重要度が高いです。

バレエの先生の指導力・人柄

お教室選びで一番大事にしたいことは先生の指導力とそのお人柄です。

バレエに限らず、ほかの芸術分野・スポーツの世界でも同じことがいえますね。

では、指導力とそのお人柄はどういうポイントで判断すればよいか解説します。

プロのバレエダンサーを輩出した実績

気になるバレエ教室で

・プロとして活躍しているバレエダンサーがいらっしゃるかどうか

・何人ほどプロとして活躍されているか

確認しましょう。

確認方法は、教室のホームページやSNSを見ると、ほとんどの教室が実績を掲載しています。

実際にプロとして活動するには、オーディションを受けて合格しないといけません。

プロとして合格するには、バレエの最も大切な基礎精神力体力などが必要になってきます。

基礎や精神力は並大抵の努力ではつかめません。

プロを輩出しているバレエ教室は、プロになるために必要なことを認識され、指導されているということになります。

先輩がバレエのプロとして活躍されていると、バレエ団の実体験の話を聞ける機会もあるかもしれません。とても参考になりますよね。

しかし、設立されて間もない教室はまだ生徒が育っていないため、参考になりません。

その場合は、後述している先生ご自身の経歴や資格、人柄を重視しましょう

バレエコンクールの実績

まず、最初に注意していただきたいのは、

コンクールの実績だけでは判断しない

ということです。

コンクールは正直申し上げてピンキリです。コンクールによってレベルがかなり異なります。

また、プロになるために必ずしもコンクールでよい成績を収めないといけないわけではありません。

しかし、ここにあげた理由としては、2つあります。

①上位入賞者の先生方は非常に熱心に指導されていることが多いから。

②全国規模のコンクールで上位の実力をもつ生徒がいるということは先生の指導力の賜物であるから。

特に参考にしていただきたいコンクールは、

海外のバレエ学校やバレエ団のスカラシップ(奨学金)がもらえるコンクール

レベルの高いところだと、YAGPローザンヌ国際バレエコンクールが有名です。

・コンクール入賞者どのくらい出されているんだろう。

・コンクールでスカラシップ(奨学金)や留学許可をとった生徒さんどのくらいおられるのだろう。

教室のホームページやSNSで確認してみましょう。

プロのバレエダンサーとして活躍してきた人

バレエ教室の「先生自身がプロとして活躍された」という実績は重視してください。

指導していただく際も、言葉ではなかなか理解できなくても、実際に動いてくださり、その動きを見ると理解できることって割とあります

バレエは、総合芸術です。基礎やテクニック、表現力も必要になってきます。

私自身、世界の有名なバレエ団(英国ロイヤルバレエ団、海外の国立バレエ団等)で活躍されている先生のレッスンも受けてきました。

プロとして活躍されたからこそ伝わってくる、体の使い方や表現の仕方がありました。

数多くの舞台を踏まれたことで身につけられた技術や精神力も並大抵ではないので、指導の節々にその経験や迫力があります。

先生がプロとして活動された経験があるかどうか。

バレエ資格を持っている

こちらは、星2つとさせていただきました。

正直、バレエ資格はなくてもいいですが、あったらいいなくらいの感じで聞いてください。(資格を持っておられる先生は数少ないです。)

日本では、資格がなくてもバレエを指導できます。それゆえに指導レベルも様々な先生がいます。

しかし、バレエレッスンでは発達途中の子供を指導することが多いです。

そのため骨や筋肉の発達を考慮した上でレッスンを行わなければいけません。

身体のけがや故障を避けるための知識は必要不可欠です。

バレエ以外の解剖学やピラティス、栄養学など多様なことを理解していることが必要になってきます。

資格を有していることは、これらを体系的に理解されて指導しているという証拠にもなります。

たとえ、プロとして活動されたことがなくても、バレエの指導法をしっかりと理解されている先生は、信頼できます。

バレエのレッスンに来ている生徒の様子

教室選びで次に大事なのが、生徒さんです。

もしその教室に入会するとなったら一緒にレッスンを受けることになります。

生徒さんを見ると、先生からどのように教育されているか、どんな意識でバレエに取り組んでいるかがわかります。

チェックポイントは3つです。

挨拶をしっかりできているか

挨拶は基本中の基本です。

特に、バレエでは小さいころから挨拶ができるように指導される先生も多いです。

プロのバレエダンサーにならなくても、挨拶は人生の基本なります。

挨拶がしっかりできる生徒さんが多い、明るい教室に習わせたいですよね。

逆に、挨拶がない教室、暗い感じの教室はやめておきましょう。

レッスン前にストレッチやトレーニングをしているか

レッスン前に早めに来て、ストレッチやトレーニングができる子は多くないです。

しかし、バレエという芸術は、バレエのレッスン以外でも、ストレッチやトレーニングを練習しないとなかなか上達できないです。

そんな中、ストレッチやトレーニングを自主的にできる子どもがたくさんいるバレエ教室は

・ストレッチやトレーニングの大切さを先生がしっかり生徒に指導している

・先生がストレッチやトレーニングのやり方をしっかり教えている

向上心のある生徒が多い

見学や体験に行った際に、

ストレッチやトレーニングを真剣にしている子供たちがいるかな

とぜひ確認してみてください。

バレエ以外のレッスンも充実しているか

コンテンポラリーダンス

プロのバレエダンサーになるには、もはや「バレエだけを踊ることができたらよいという時代ではない」です。

バレエ団では、バレエの古典的な演目(くるみ割り人形、眠れる森の美女、白鳥の湖…)だけでなく、コンテンポラリーダンスの演目もされているところがほとんどです。

ですので、プロを目指すには、コンテンポラリーダンスも踊れることが必須となっています。

コンテンポラリーダンスは、バレエと違って型がない分、動きが自由ですが、その自由な動きになれる必要もあります。

中学生以上であれば、コンテンポラリーダンスのクラスは最低でも週1回は受けたいところ。

見学や体験に行く教室でコンテンポラリーダンスのクラスをしているか確認してみてください。

しかし、コンテンポラリーダンスのクラスがない場合も多いと思います。

その場合、別の教室にコンテンポラリーダンスだけ習いに行っているケースもあります。

バレエ教室に見学・体験に行かれた際、

  • コンテンポラリーダンスも受けさせたいが、クラスはあるか。
  • クラスがない場合は別の教室に通っていいか。ほかの生徒さんはどうしているか。
  • コンテンポラリーダンスのおすすめの教室はあるか。

を確認してみてください。

ストレッチクラス、トレーニングクラス、ピラティスクラス

バレエが上達するためには、バレエのレッスン以外でのストレッチやトレーニングが重要になってきます。

もちろん、バレエのクラス内でストレッチやトレーニングを取り入れられている教室も存在します。

しかし、さらに踏み込んで、ストレッチクラス、トレーニングクラス、ピラティスなどのクラスがあるということは、

先生がその重要性を理解されていて、本当にバレエが上達するための道をつくっておられるいうことが分かります。

実際に、海外のバレエ学校でも、ストレッチクラスやトレーニングクラス、ピラティスのクラスがあります。

バレエのレッスンだけでは補うことの難しい、身体の使い方や柔軟性、筋力をアップするために必要です。

ストレッチクラスやトレーニングクラス、ピラティスなどのクラスがあるか

このような視点も持って探してみてください。

絶対NGなバレエ教室

トウシューズを小学校低学年から履かせている

トウシューズをまだまだ足が弱い小学校低学年から履かせるのは本当によくないです。

最悪の場合、足が変形します。

トウシューズをはくには、かなりの筋力が必要です。

小学校低学年からトウシューズをはかせている教室は、基本的なバレエの知識がないので、絶対に選ばないでください。

バレエの先生の人間性に難がある

先生の中には、機嫌によって態度が豹変する先生がいらっしゃいます。

そのような先生の場合、生徒が気を使わなければならず、バレエの上達どころではありません。

しかし、見学や体験で見抜くのは難しいです。

もし、様子がおかしいなと思ったらすぐにその教室は辞めましょう。

プロのバレエダンサーになるための教室の選び方8選のまとめ

バレエ教室の選び方8選を徹底解説しました。

数ある中からどのバレエ教室がいいかを決めるのは難しいと思います。

プロのバレエダンサーを目指さない人でも、本記事のポイントをおさえたバレエ教室では、先生の指導の質も高いので学べることが多いです。

  1. バレエ教室からプロとして活動している先輩がいるか
  2. YAGPやローザンヌ国際バレエコンクールなどで賞やスカラシップとっているか
  3. 先生自身がプロとして活躍してきたか
  4. バレエの先生をするための資格を持っているか
  5. 生徒さんは挨拶をしっかりしているか
  6. 生徒さんはレッスン前に早めに来て、ストレッチやトレーニングをしているか
  7. コンテンポラリーダンスのクラスはあるか。ない場合は別の教室にコンテンポラリーダンスを習いに行ってもいいか
  8. ストレッチクラス、トレーニングクラスは行われているか
バレエ教室を選ばれる際にぜひ参考にしてください